レストフィールドプログラム
カウンセリング
レストフィールドプログラムとは
鬱をはじめとする心の病を持つ人や自殺者数は以前減ることを知らず、漫然とした不安や不満を抱えている人の数は非常に多く「国民総幸福感」が低いことがこの国の実態です。また、メンタル面での休職者に支払われている給料は全国で1兆円を超すともいわれており、企業にとっても大きな負担となっています。メンタル面で不調をきたす人は一般的にまじめで仕事熱心なタイプが多く、企業や職場にとっては人材戦略的にも大きな痛手です。彼らの日常は自然に触れる機会が極めて少ない人が多く、食や健康においても非常に関心が薄く、余裕のない人が多いことが実情です。週5日以上拘束されて労働する中で、メンタルタフネスを鍛えることよりも、ストレスは受けて当然であると考えた上で、どう発散するか溜まったストレスを定期的にコントロールする工夫がメンタルヘルスを向上させることに繋がると考えています。
『レストフィールドプログラム』とは、企業のメンタルヘルス対策として、遊休農地を利用し、都市部で働く人々に農作業のリラクゼーション効果を体感してもらうとともに、従業員間の横のつながりを生むことを目的としたプログラムです。
また同時に、当プログラムを展開する場として、耕作放棄地・遊休地を利用します。都市に住む人が農に関心を持つことで、地域の問題になっている「農業」「限界集落」「耕作放棄地」の解決に繋がると考えられ、「都市と農村」の元気が同時に活性化されると考えています。
「レストフィールド」とは、「遊休地」という意味と、参加する誰もが「憩いの場」とすることができるように考えたネーミングです。
農の効果
農作業のメンタルヘルスにおける効果は、当団体で行われている「アグリセラピー®講座」で実証されています。